アロマテラピーを自分の趣味から始めた方も、上級者ともなれば趣味の範囲を飛び越えて、様々な場面でアロマテラピーを広めたいと考えている方も多いと思います。

「 アロマテラピーを用いて仕事がしたい 」「 アロマテラピーをいろいろな形で広めていきたい 」「 より自分にあった、アロマテラピーのおすすめ本を知りたい！ 」。


ここでは、そんな想いを抱えているアロマテラピー上級者の方へ向け、将来のお役に立てるようなおすすめ本をご紹介しています。

『 カラーグラフで読む精油の機能と効用 』

精油の化学をしっかり学べ、精油の効用を
きっちりと把握するための１冊

精油を化学から理解し、よりクライアントの症状にあった精油を選びたい！そんなアロマテラピー上級者の方には、この１冊は必読。100種類もの主要精油の基本情報はもちろんのこと、特徴・特性の解説、機能特性の紹介やブレンドの組み合わせも、しっかり掲載されています。

何よりの特徴は、精油の化学成分の含有量が円グラフで分かりやすく表示されていること。全紙カラーなので、この精油にはどんな化学成分が含まれていて、
どんな特徴があるのか一目瞭然です。

アロマテラピーのエビデンスを、しっかりと学んで実践したいアロマセラピストの、
手引きとなるのではないでしょうか。

『 アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典
』

キャリアオイルだって使い分ける！
キャリアオイルの本を１冊置いておくならこれ。

アロマテラピートリートメントで大切なのは、精油だけではありません！

精油を希釈するキャリアオイルだって、お客様の症状や状態によって使い分けるのが
アロマセラピスト上級者。この本は、43種類ものキャリアオイルの情報を紹介しており、それぞれの植物の語源や油の性質、主な成分構成や物理的特性もしっかり学べます。

また民間伝承や、伝統的な植物の利用法など、雑学となることもたくさん紹介されているので、より深い知識をお客様にお伝えすることができます。会話の幅や知識が広がるので、お客様から信頼されるアロマセラピストへステップアップできますね♪

『 アロマテラピーコンプリートブック 上下巻 』

上級資格を目指すなら、必ず持っておきたい上下巻。
アロマテラピーのバイブル本！

AEAJ のアロマセラピスト、インストラクター試験において、参考図書にも挙げられている本でもあります。アロマテラピーの歴史、精油の基礎知識やプロフィール、解剖生理学から健康学まできっちりと解説されていますので、この上下巻があればアロマテラピーに関わる全てのことを学ぶことができる、まさにバイブル本。

アロマテラピー初心者から上級者まで分かりやすい内容なので、アロマテラピーを趣味で取り入れたい方も、アロマテラピースペシャリストを目指す方も、とりあえずこの上下巻を持っていれば安心です。

『 香りとタッチングで患者を癒す臨床アロマセラピストに
なる 』

「 臨床現場でアロマテラピーを取り入れたい。 」
そんな想いの方に読んでほしい1冊

臨床アロマセラピストへ贈る大切な１冊。癌患者の方への緩和ケア、心療内科や婦人科へ・・・。

最近では、アロマテラピーは医療の現場でもその必要性、有用性が広がりを見せています。現在、医療現場において関わっている方の中にも、アロマテラピーに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。またアロマを学んでいる方の中には、医療現場で働きたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。そんな方たちに読んでいただきたいのがこの１冊。

参考図書ではありませんが、実際に『 臨床アロマセラピスト 』として従事していらっしゃる、相原由花さんのご体験が綴られています。

「 臨床アロマセラピストってどんな仕事？ 」「 臨床アロマセラピストになるまでの
道のり 」など、相原さんのご経験が詰まっており、臨床アロマセラピストとしての、
患者さんとの関わりについても紹介されているので、よりリアルに” 臨床アロマセラピストの仕事 “が分かる内容となっています。

『 Aromatic Alchemy エッセンシャルオイルのブレンド教
本 』

よりワンランク上のアロマブレンドを！
オリジナルブレンドを作るための参考図書

精油の基本的な知識を習得しても、なんとなくいつも同じ香りになってしまう・・・。自分の精油のブレンドに自信がもてない・・・。そんな悩みをお持ちの、アロマテラピー上級者の方にもおすすめしたい一冊です。

この本はLSA Japan の校長を勤める著者の、20年を超えるアロマテラピーの研究と経験が、ぎっしり詰まった１冊。精油を多面的に捉えて、オリジナルブレンドを作り出すノウハウがしっかりと網羅されています。

精油の成分や、ノートなどの香りのブレンドに必要な基礎知識はもちろん、心理学的観点、占星術観点、チャクラエネルギー、スピリチュアルメッセージのブレンドなど、今まで考えたこともなかった、ブレンドの発想がきっと見つかります！


抽象的な観点だけでなく、具体的なトリートメントのためのブレンド例や、作用別、
スキンタイプ別、マタニティーのためのブレンドもきっちり紹介されているのが嬉しいところ。この１冊があれば、香りのスペシャリストへとまた一歩、近づけるのではないでしょうか。

おわりに

より信頼してもらえるアロマセラピストへ。医療現場などで活躍する臨床アロマセラピストへ。香りのスペシャリストになるために・・・。など、自分の趣味を飛び越えて
アロマセラピーを広めたいと考えている、上級者の方の参考となる本をご紹介しました。

アロマテラピー上級者にもなると、どのような場面でアロマテラピーを生かしていきたいのか、それぞれ違っていることでしょう。アロマテラピーは、本当に様々なところで取り入れられ、生かすことのできる分野です。

まずは「 アロマテラピーを用いてどんな人になりたいか 」を自分なりに考えて、自分にあった１冊を探してみてくださいね。

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