七五三のお参り時期は、9月や12月の時期外れでも大丈夫?忌中や喪中は?

10月から11月にお参りするのが一般的な七五三ですが、子供や家族の体調や病気、
他にも家庭の事情などで、どうしても参拝が難しい状況になる場合があります。
その際、時期外れにお参りするのは非常識?浮いてしまわないかな?と不安になってしまいますよね。また身内の突然な不幸で忌中、喪中が七五三と重なってしまい、今年の七五三は控えるべきか悩んでしまう場面に直面する事も。
今回はそんな時のために、気になる七五三の日取り決めに役立つ情報をお届けしたいと思います。時期外れのお参りや六曜(大安や仏滅など)との関係、忌中や喪中の時期に七五三のお祝いで、迷っている時の参考にしていただければ幸いです。
七五三の時期外れ、9月や12月のお参りは大丈夫?
11月の七五三にどうしても参拝できない場合は10月だけでなく、9月や12月などに時期をずらしても全く問題はありません。むしろゆっくり参拝できるなどのメリットもあります。
特に有名な神社はとても混雑するので、あえて時期を外して、落ち着いた雰囲気の中での参拝をするのも良いかもしれません。また、子供が病気になったりして大幅に時期が外れそうな場合も、気兼ねせず神社に問い合わせてみましょう。意外と七五三の祈祷を年中受け付けている所は多いようです。
大切なのは子供の成長と健康を祝う気持ちですから、時期外れになるから・・・と諦めずにお参りしてあげたいものです。
神社へのお参りに大安や仏滅といった六曜は関係する?
基本的に七五三と六曜はあまり関係ありません。最近では六曜は気にしないという方も増えてきていますし、必ずしも大安の日を選ぶ必要はありません。仏滅や赤口しか都合が合わないならその日にお参りしましょう。
どうしても気になる場合は、もちろん大安の日を選ぶのが良いと思います。ですが、六曜の中でも吉とされる時間帯があるので、お参りの時間を調整するのはいかがでしょうか。
例えば赤口は午前11時から午後1時、先負は午後1時以降なら吉日と言われています。
仏滅も神社(神道)の神様には関係ありませんし、気にせずお参りして大丈夫ですよ。
忌中や喪中の場合はお参りを避けた方が良い?
七五三の前に身内に不幸があった…。という場合、お参りを取り止める必要があるのかと悩まれる方も多いと思います。一般的に喪中(亡くなって1年)でも七五三の参拝はしても良いようです。
ただ、忌中(亡くなって50日以内)は不幸があって間もないですしお祝いごとは控えて、神社の鳥居はくぐってはいけないと言われています。もし忌中に七五三が重なってしまった場合は、写真撮影だけにしたり、時期をずらすなどの配慮が必要になります。
大事なのは不幸があった身内の方の家族、親戚の方の心情です。少しでも反対の声があれば忌中が明けていてもお参りは避けましょう。せっかくの七五三のお祝いですから、皆んなで心から祝福できる時期に行うようにしたいですね。
おわりに
近年では共働き夫婦の方も増えてきていますし、家族の様々な事情から七五三の日取り決めが難航する事も多いようです。ご紹介したように時期や六曜にこだわらず、都合が良い時に家族揃ってお祝いするのが一番です。
また、親戚皆んなも心から祝福できるように、忌中や場合によっては喪中を避けるなどのマナーを守る事も大切になります。子供の成長を祝う七五三は大事な節目の行事でもありますので、家族揃って楽しく過ごせる日を選んで下さいね。