『ジンジャー』 アロマオイル(精油)の効果・効能|甘みのあるスパイシーな香りが身体を温める
ジンジャー、いわゆる「 生姜 」は、
東洋では2000年以上も昔からあるスパイス。
薬としても使用され、私たち日本人にも馴染み深い植物です。
ジンジャーのアロマオイル(精油)には、
生の生姜のような、辛み成分は含まれていません。
しかし、それでも香りにはスパイシーさがあり、
身体にも刺激性を持っています。
ジンジャーの精油は、乾燥したもの、フレッシュなもの、
どちらからでも抽出が可能ですが、
フレッシュなもののほうが、多くの成分を含んでいます。
甘みのある、スパイシーなジンジャーの効能として、
心も身体も温めるので、
肉体的にも精神的にも疲れきっている時に有効。
行動を起こす元気がない時に効果的です。
また、ジンジャーの精油は、消化器系にも働きかけ、
動きを活発にしてくれます。そして、皮膚刺激があるので、
多量の使用は控えましょう。
◆ 名前&別名 : ジンジャー / Ginger
◇ 学名 : Zinriber officinale
◇ 科名&種類 : ショウガ科 ・ 草木
◇ 主となる産地 : インド 、中国 、台湾 、ケニア 、ナイジェリア 、ジャマイカ
◇ 抽出部位・抽出方法 : 根茎・水蒸気蒸留法
◇ 芳香の主成分 : ジンジベレン / β-セスキフェンランド / α-クルクメン / カンフェン
◆ 心 ・ 身体 ・ 肌(皮膚)への主な作用 :
無気力 / うつ / 憂鬱な気分を脱したい /
消化不良 / 食欲不振 / 便秘 / 風邪 / 肩こり /
乗り物酔い / etc
◇ 購入目安の金額 : 1,600〜3,200円 (10ml)
◆ 経験の度合 : 中級者向き
Contents
ジンジャーの香りの特徴 ・・・ 『 温かな甘さと新鮮なスパイシーさを感じる 』
① 香りのカテゴリー (7種中)| スパイス系
② 香りのノート (揮発度)| ミドルノート
③ 香りの度合い (弱・中・強)| 強
「 生姜 」のスパイシーさを残しながらも、
どこか温かみのある、甘さを感じる香り。
香りは独特なので、あまり滴数が多いと主張するので、
少なめから試してみるのも。
甘い香りの隠し味として、1滴加えてあげると、
香りがきゅっとしまります。
ジンジャーの効果・効能について ・・・ 【 心 ・ 身体 ・ 肌(皮膚) 】
・心身の疲労回復
・意欲がわかない時に
・肉体と精神を力づける
・集中力と記憶力のアップ
・胃腸の不調回復
・消化促進、食欲増進
・便秘がちな時に
・肩や腰の痛み緩和
・冷え性
・皮膚の血行をよくする
・身体を温める
・霜焼け予防
・あざを早く消す。
ジンジャーを使用する際の ◆ 注意事項・禁忌事項! ◆
皮膚刺激があるので、特に敏感肌の方は慎重に。
同じく皮膚刺激があるため、高濃度の使用は控えましょう。
全身で使用する際は、滴数少なめが無難。
ねんざ、けがの直後など、
急性炎症を起こしている時は避ける。
妊娠初期の使用は避けましょう。
ジンジャーと相性の良い精油を、数種類ご紹介します ♪
意欲が沸かない時に、
ジンジャーと、ベルガモットのスッキリした香りが、
気持ちを引き上げてくれます。
集中力をアップさせたい時に、
おすすめのブレンドです!
冷え性の方におすすめのブレンド。
筋肉を緩め、身体を温めてくれます。
>> 100%天然のエッセンシャルオイル専門店 『 セラピストの問屋 』 で精油をチェックしてみる
>> アロマテラピーショップ 『 夢香房 』 でエッセンシャルオイルをチェックしてみる
・ 『 ニールズヤード レメディーズ 』 でエッセンシャルオイルをチェックしてみる
ジンジャーのおすすめな利用法を教えてください!
おすすめの利用法 ① ・・・ 『 精神的に疲れて意欲が沸かない時に、やる気アップ芳香浴』
ディフューザーにジンジャーと、フレッシュな香りの
グレープフルーツ、甘い香りのジャスミンをブレンドして、
お部屋に焚いてみましょう。
甘い香りに癒されながらも、
どこか引き締まる想いが生まれるはず。
おすすめの利用法 ② ・・・ 『 肩の痛みがヒドイ時に!ジェルでケア♪』
ジェルベースにラベンダー、マジョラム、
ジンジャーをブレンドして、肩にすりこみましょう。
ジェルの冷たさの後には、自然と身体が
温かくなって、痛みも和らぐはず♪
おすすめの利用法 ③ ・・・ 『 乗り物酔い対策!ジンジャースプレー』
少量の無水エタノールに、ジンジャー、
ペパーミント、レモンをブレンド。
最後に精製水を注ぐと、
乗り物酔い対策のスプレーが完成♪
このブレンドのハーブティーもおすすめです!