ベルガモットは、アールグレイの紅茶の香り付けで
使用されているため、香りに馴染みのある方も多いはず。


ベルガモット精油の大部分は、鎮静と同時に
気持ちを明るく楽しくする効能のある成分です。

精神面をサポートしてくれる効能が、期待できるアロマオイルなので、
アロマテラピーでも特に重要な精油のひとつです。


ストレスや、漠然とした不安から心を開放し、
穏やかでバランスのとれた、精神状態に戻してくれます。


疲れがたまっていて、ストレスを抱えがちな方、
完璧主義や悲観的なタイプな方には、ベルガモットを
ブレンドした、トリートメントがおすすめです。


また消化器系の働きを高めるので、心の状態から来る
胃腸の不調にも、ベルガモット精油はおすすめ。

ただ、フロクマリン類が含まれているため、
トリートメントで使用する際は、光毒性に注意しましょう。

◆　名前＆別名　：　ベルガモット　/　Bergamot
◇　　　学名　 　　：　Citrus bergamia

◇　科名＆種類　：　ミカン科　・　高木
◇　主となる産地　：　イタリア 、モロッコ 、チュニジア 、ギニア


◇　抽出部位・抽出方法　：　果皮 ・ 圧搾法
◇　　芳香の主成分　：　リモネン　/　リナロール　/　酢酸リナリル　/　ベルガプテンなど

◆　心　・　身体　・　肌（皮膚）への主な作用　：　
　　　　抗ウツ　/　情緒不安定　/　ストレス　/　
　　　　　　　　消化不良　/　食欲低下　/　緊張からくる胃痛や下痢　/　
　　　　　　　　　　　脂性肌　/　ニキビ　/　デオドラント　/　etc

◇　購入目安の金額　：　2,000〜3,000円 （10ml）

◆　経験の度合 ：　初心者におすすめ！

ベルガモットの香りの特徴 ・・・ 『 甘さ控えめな 爽やかな大人な香り 』

ベルガモットは柑橘系の中でも、
甘さが控えめな大人な香り。少し苦みのある甘さを感じます。

アールグレイの紅茶の香り付けでも、使用されているため、
香りに馴染みのある方も多い精油です。


大人な甘さが特徴であるため、香水でも
ベルガモットの香りは、よく使われています。

ベルガモットの効果・効能について ・・・ 【 心 ・ 身体 ・ 肌（皮膚） 】

・自律神経の調整
・落ち込んだ気持ちを引き上げる
・抗うつ作用
・緊張や不安の解消
・イライラした時に

・消化不良
・免疫強化
・緊張から起こる胃痛や下痢
・腹痛や生理痛を和らげる
・拒食気味、過食気味の方に

・ニキビ防止
・殺菌作用
・デオドラント

ベルガモットを使用する際の ◆ 注意事項・禁忌事項！ ◆

「 皮膚刺激があるので、高濃度の使用は避けましょう 」

また、特に敏感肌の方は、高濃度での使用は避けましょう。

皮膚刺激を感じた時は、多量の水で洗い流し、
医療機関に受診しましょう。

「 光毒性に注意しましょう 」

フロクマリン類が含まれているため、
光毒性に注意しましょう。

塗布後、5～6時間は
光に当たらないようにしましょう。

ベルガモットと相性の良い精油を、数種類ご紹介します ♪

>> 100%天然のエッセンシャルオイル専門店 『 セラピストの問屋 』 で精油をチェックしてみる

>> アロマテラピーショップ 『 夢香房 』 でエッセンシャルオイルをチェックしてみる

・ 『 ニールズヤード レメディーズ 』 でエッセンシャルオイルをチェックしてみる

ベルガモットのおすすめな利用法を教えてください！

おすすめの利用法 ① ・・・ 『 落ち着きを取り戻しリラックスしたい時の 「 芳香浴 」』

ベルガモットとともに、リラックス効果の高い
ラベンダー、ネロリ、ベチバーをブレンドして、
ディフューザーで焚いてみましょう。


過度のストレスで、呼吸が浅くなっている方は、
フランキンセンスをプラスしてみるのも、おすすめです。

おすすめの利用法 ② ・・・ 『 帯状疱疹がでた時の ケアクリーム』

ベルガモットは抗菌作用があり、
帯状疱疹にもよいとされています。

クリーム基材に、ベルガモット、ティートリー、
ラヴィンサラをブレンドし、患部に優しく塗り込みましょう。

おすすめの利用法 ③ ・・・ 『 ストレスや緊張からの消化不良に！』

クリームやジェル基材に、ベルガモット、
オレンジ、レモングラスをブレンドし、お腹を優しくマッサージ。


即効性を期待する時は 「 ジェル基材 」。

長い効き目を期待する時や就寝前のトリートメントの時は、
「 クリーム基材 」 にブレンドするとよいでしょう。