サンタクロースの由来と起源|サンタさんの家とトナカイの名前もご紹介!

もうすぐクリスマスの時期がやってきますね。
クリスマスといえばサンタクロース。子供はクリスマスプレゼントにワクワクどきどき。
でも、サンタクロースの由来や起源てご存知ですか?
もし子供さんにたずねられた時、「いい子にしていたらサンタクロースが来てくれるよ」
と言うだけでは、きっと現代っ子は納得できません。
そこで今回は、サンタクロースについてのお話です。
サンタクロースの由来や起源、世界のどこかにあるという
サンタクロースの家の話にサンタクロース村、トナカイの名前やエピソード…、
今年のクリスマスは、古いお伽話のようなステキなクリスマスのお話を、
家族みんなでいかがですか。きっと新鮮に感じるはずです。
サンタクロースの由来と起源
クリスマスの前の晩に、たくさんのプレゼントを袋に詰めて
良い子のところへプレゼントを持ってきてくれるのが、サンタクロースですよね。
伝説上の人物とされていますが、
4世紀頃実在した人物がサンタのモデルになったと言われており、
キリスト教の司教、聖人・聖ニコラウスの伝説・伝承がその起源になっています。
そこで、聖ニコラウスの数ある逸話をひとつ。
暖炉前に下げられた靴下の中に金貨をそっと入れておいた。
そして娘さんたちは身売りせず、その家族は救われ幸せに暮らす事が出来ました。
正しくは、金貨を投げ入れた時にたまたま入ったという事ですが、
それが、現代のサンタ伝承のプレゼントの由来になったと言われています。
サンタさんの家はどこにあるの?
フィンランド北部。ラップランド地方ロヴァニエミ市から北へ8km、
北極圏上にサンタクロース村という場所があります。
※動画で、サンタさんとサンタクロース村の雰囲気を是非ご覧下さい。
サンタさんが住んでいる家は、サンタクロース村からさらに北300km、
北緯68度に位置する、コルヴァトゥントゥリの山中に住んでいます。
毎日サンタさんは、コルヴァトゥントゥリからサンタクロース村にやってくるので、
そこに行くと、いつでもお仕事中のサンタさんと合うことが出来ますよ。

出典:サンタクロース村オフィシャルサイト
いつもは、朝の9時から夕方までサンタさんに会うことができますが、
クリスマス・イブは15時までです。なぜなら世界中の子供たちにプレゼントを配っていますので、
夜にかけてサンタさんたちは忙しいのです。
日本からフィンランドのヘルシンキまでは、成田・名古屋・関空から毎日直行便で9時間半。
そこからロヴァニエミ市までは国内線で1時間20分。
サンタさんに会いたいけどフィンランドはちょっと遠いですよね…。
でも、サンタさんからお手紙を届けてもらうことが出来るんですよ。
詳しくは下記、サンタクロース村オフィシャルサイト。
サンタクロース事務局までお問い合わせ下さいね。
『 共信商事株式会社(サンタクロース事務局)』
◆ 東京都千代田区神田錦町2-9 岡田ビル4F
◆ TEL. 03-3293-0980
◆ FAX. 03-3293-6469
◆ ホームページ http://santaclausvillage.jp
◆ E-mail kyoshin@s-kyoshin.com
引用元:サンタクロース村 オフィシャルサイト|フィンランド ロヴァニエミ市公認
サンタさんのそりを引くトナカイの名前は?
サンタさんが子供たちに会いに行くための乗り物といえば、
飛行機…ではなく、トナカイのそりですよね。
公式には8頭のトナカイたちが引くそりで、それぞれに名前があります。


① 「雷 Donder (ドンダ-)」{人見知り}
② 「稲光 Blitzen (ブリッツェン)」{堂々としている}

③ 「彗星 Comet (コメット)」{特に特徴がない}
④ 「恋愛の神 Cupid (キューピッド)」{特に特徴がない}

⑤ 「踊り手 Dancer (ダンサー)」{ダンサーとプランサーは双子}
⑥ 「踊り跳ねる者 Prancer (プランサー)」{ダンサーとプランサーは双子}

⑦ 「突進者 Dasher (ダッシャ-)」{ダッシュが凄い}
⑧ 「口やかましい Vixen (ヴィクセン)」{いびきがうるさい}
このうち” Dancer、Prancer、Vixen “は女の子です。
ちゃんとそれぞれに名前と意味があるんですね。
※{カッコ内}の各トナカイの特徴は、サンタクロース協会よりです。
ちなみに、有名な”赤鼻のトナカイの歌“に出てくる先導役の9頭目。
赤鼻のRudolph (ルドルフ)も途中から加わっています。
(ロバート・L・メイ著の童話「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」1939年より)
海外には公認サンタクロースがいる。日本にもいます。
現在、世界中でサンタクロースとしての活動をしている
「本物の公認サンタクロース」は、全世界で約120人強です。
日本にもただ一人だけサンタさんがいらっしゃいます。
グリーンランド国際サンタクロース協会公認のサンタさん、
マンボミュージシャンのパラダイス山元さんが日本唯一です。
アジア圏でも唯一ですね。
ちなみに、条件を満たして試験で合格すると、
公認サンタさんになることができます。以下が条件になります。

ということですが、なかなかハードですね…。
また、世界中のサンタさんが集まる”世界サンタクロース会議“というものが
毎年7月に開催されています。(デンマークの首都コペンハーゲンで開催)
開催期間は4日間。会議の内容は、次のクリスマスに向けての話し合いに、
子供たちがサンタと直に触れ合える、交流イベントやパレードが行われているそうですよ。
北欧では有名だとか。なんだかとっても楽しそうですね。

最後になりますが、クリスマス。
主にサンタクロースについての豆知識、いかがでした?
サンタなんていないと、子供が意地っ張りになってしまう前に、
ステキなサンタさんのお話をしてみてはいかがでしょうか。
いつかサンタクロースになりたい!なんて思うかもしれませんね。
今年のお父さんお母さんは、いつもと一味違う知識をぜひ披露してみてください。