ひな祭りの歌の謎!「うれしいひな祭り」の歌詞の意味に隠された秘話とは?
3月3日はひな祭りですね。
ひな祭りというと、誰もが一度は耳にした事のある
ひな祭りの歌、「うれしいひな祭り」が頭に浮かびませんか?
しかしこの歌の歌詞には、題名とは裏腹に悲しい意味も
隠されているようです。
そこで今回は「うれしいひな祭り」の歌詞に
隠された意味の謎を紐解いていきたいと思います。
ひな祭りの歌として定番のこの曲には、
実は知られざる事実が隠されていました。
Contents
ひな祭りの「うれしいひな祭り」ってどんな曲?作詞者は誰?
[youtube-adds id=”https://www.youtube.com/watch?v=YORBK20mX74″ player=”3″ style=”mi-flower” margin=”0%”]「うれしいひな祭り」、誰でも口ずさめるくらい有名な歌詞ですよね。
題名や歌詞と裏腹に、メロディーは短調なのが印象的な歌です。
この曲の作詞者ですが、「サトウハチロー」という人物です。
ピンとこない方も多いと思いますが、他に作詞した曲
「ちいさい秋みつけた」や「リンゴの唄」は、ご存知の方も多い思います。
歌詞の中に2つの間違いがあるって本当なの?
数々の名曲を作詞したサトウハチロー氏ですが、
この曲を晩年まで嫌っていたのだそうです。
理由は歌詞の中に、ひな祭りに関しての
誤った描写があったからだとか。
例えば、お内裏様とお雛様が並んでいるという歌詞の部分。
この「お内裏様」は男雛と女雛の総称だそうです。
「お雛様」も同じく二体を合わせた総称ですので、
歌では同じ意味の歌詞を、繰り返している事になりますね。
他に、お酒を飲んで赤い顔になった右大臣の部分も
誤りだそうです。なんと、赤いお顔をしているのはそもそも、
「随身」であり大臣ではないのだそうです。更に左右は
男雛から見て決まるので正確には「左」の随身だそうです。
この歌詞を聞いて、勘違いして
覚えてしまっている方も多いでしょうね。
◇ ※ ↓ こちらで歌詞を確認する事ができます ◇
歌詞に隠された謎…。「お嫁にいらした姉様」は実在した?
いよいよ、この歌に隠された謎に迫りたいと思います。
歌詞の中に出てくる 「お嫁にいらした姉様」にとありますが、
この姉様は実は、サトウハチロー氏のお姉さんの事だったのです。
サトウハチロー氏には18歳で亡くなったお姉さんがいたのです。
結婚も決まり、幸せになろうとしていた矢先、結核で帰らぬ人になって
しまったそうなのです。
「白い顔」とは病床のお姉さんの顔を指していたのですね。
この謎を知ると、曲調がなんだか暗い感じなのも納得できます。
サトウハチロー氏のお姉さんに対する鎮魂歌という意味もあったのです。
実は他にもこんなに!ひな祭りの歌をご紹介します!
ひな祭りの歌といえば「うれしいひな祭り」が定番で、
他の曲を耳にする機会がなかなか無いですよね。
実は他にも色んな曲があるのです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
[youtube-adds id=”https://www.youtube.com/watch?v=j11ZZ5vD8Hg” player=”3″ style=”mi-flower” margin=”0%”]
作詞 : 林柳波 作曲 : 平井康三郎
可愛らしい曲調でお雛飾りの説明をしてくれます。
小さなお子さんでも覚えやすいので、歌ってあげたい曲ですね。
[youtube-adds id=”https://www.youtube.com/watch?v=MloLK_JJATI” player=”3″ style=”mi-flower” margin=”0%”]
作詞 : 斎藤信夫 作曲 : 海沼実
こちらの曲も、ひな祭りの楽しいお祝いの様子が歌われています。
五人ばやしのおはやしや、キューピーさんが仲間になったなど、
女の子目線の歌詞が特徴的で可愛らしい一曲です。
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作詞・作曲 : 不詳
古風な歌回しが情緒を感じさせてくれます。
妹が三人官女の真似をして、お母さんもそれに加わって笑っている、
なんだか懐かしい情景が目に浮かぶ歌詞が、美しい曲です。
まとめ
今回は、誰もが歌える馴染み深い歌「うれしいひな祭り」に
隠された、様々な謎を今回はご紹介しました。
歌詞に誤りがある事はほとんど知られていないので、
驚かれた方も多いのではないでしょうか?
また、歌詞に秘められた悲しい意味知ると、
この歌へ抱いていたイメージが、なんだか変わりますよね。
改めて歌詞を思い起こすきっかけになりました。
しかし、歌詞に誤りや悲しい意味が隠されていても、
この歌は日本人にとって、ひな祭りのテーマ曲であり、
懐かしい子供時代を思い出させてくれる
名曲なのには変わりません。
今年のひな祭りには、歌詞の意味にも思いを馳せながら、
色んなひな祭りの歌も、聴いてみるのも素敵かもしれませんね。